コンフォート・ゾーン
コンフォート・ゾーン
今僕は会社員として、雇われて働いている。
周りの環境には、自立した職人をやっている幼馴染と、自営業をしている尊敬できる社長がいる。
「まずは自分が強くあれ」という、会社の教えにも共感することが多い。
しかし、じつはコンフォートゾーンにいることに気が付いたのだ。
同い年の親友に優しい社長。
同期に叱られときは辛いけど、なんだかんだ親友だからフォローを入れてくれたり、社長は超がつくほど優しい。
仕事で楽ができるように、前日から仕事の流れを練ってくれている。
ところが、ぬるま湯に浸かるように甘えて、ぼくはただ、「世界を旅するために貯金するから」といって、通勤する毎日を送っている。
かといって、旅のための準備はまだしていない。
視野を広げるためにと、休みの日曜になれば「やっと休みがきた」と、人と会うために都内に出るのがルーティ―ンだ。
仕事場の環境に甘えて、熱が入っていない自分と目標に向かっているふりをして、なにも前に進んでいないじぶん。
結果、わかったことはコンフォートゾーンから抜け出せず、「行動していないこと」だ。
なぜ、コンフォートゾーンから抜け出せないのか。
それは、ラクだから。
自分が傷つかなくて済む。だから行動しない方を選びがち。
しかし、行動することでしか経験は得られない。
たとえば、ぼくは大学3年生の頃に20人程でカンボジアへボランティアへ行った。
NPO法人の協力のもとで行ったので、組織化された団体だった。
自分で、カンボジアへ行きたい人を募って、現地のガイドや日程を決めた。
その中で、ぼくは「リーダーをやってみたい」という思いで手を挙げたのだ。
もちろん、惨敗。思い描いたように物事は進まなかった。
当時は恥ずかしい思いもして苦しかったけど、「20人をまとめようとした経験」は、いまでも残っている。
じぶんから、手を挙げて行動しない限り、結果も経験は得られないんだ。
「すべてはアクションだった。」
だから、傷つくことを恐れないで「行動」していこう。