仕事を盗む
仕事を盗む
「ほかのひとの仕事を見て盗め」
よく言われる言葉。
でも、これって本当はどういう意味だろう。
そこで、小学校からの上司兼友人の持論が腑に落ちたので、書いていく。
仕事への姿勢を盗む
「ほかのひとの仕事を見て盗め」
これは、ほかの人の仕事の作業をみて、そのやりかたを盗むことを指していると思ってしまう。
でも、大事なのは何を盗むのか。
「技術」ではなくて、「仕事への姿勢」を盗むのだ。
技術は見て、記憶すればいい。
本当に盗むべきものは仕事への取組みや、考え方、こだわり。
たとえば、僕が働いている社長は、一緒に働くひとが気持ちよく働けるように、次の日の仕事を細かく段取りする。
そして、当日は余裕をもって、みんな動ける。見えない準備があるおかげで。
この取り組み方は、盗んで真似できることだ。
「技術」はすぐ、真似できないけれど「仕事への考え」はすぐに実践できる。