コーラはドーピング?
神保町からのつながり
今回は、今日参加した、横浜で開かれた整体のワークショップでの感想を書いていく。
その前に、整体のワークショップになぜ参加しようと思ったのか。その経緯を簡単に書いていこうと思う。
大学四年生の頃に「神保町が好き」と、周りに熱く語っていたらいつの間にか、色んな人と関わるようになっていた。
雑誌のライターをやってみたい、地元メディアで取材をしたい、カフェを運営してみたいなど、出会った方のおかげで色んな「やりたい」を実現できたのだ。
今回の整体のワークショップもそうだ。
神保町で活動していたときに、知り合った方が浅草で結婚式を挙げた。
結婚式に出席したとき、偶然にも横浜でお店を構えている、整体師の方と仲良くなって、その方が開く整体のワークショップに参加することになったのだ。
僕の父親も脱サラして、針やお灸、あん摩の国家資格を取るために現在、専門学校に通っている。
身体をケアしたり、病気を予防することの重要性を説く父親。
整体って、いったいなんだ?
整体とは?
横浜桜木町駅からすぐの場所にある「未空」という、整体院でワークショップは行われた。
当日は、まず座学からスタートした。まず、整体師さんに聞かれたのは、
「整体の目的ってなに?」ということ。
これには、どこの整体院かで定義は変わるらしい。
この「未空」での定義は「心地いい身体」にすること。
反対に、「心地いい」状態でなくなる主な理由は、2つあるという。
1つ目がメンタル的なクセによるもの。
人前で緊張した場面で、肩に力が入ったりするときがそうだ。
2つ目が感覚的なクセによるもの。
腕を平行に伸ばした状態で、ほかのひとが腕を上から押す。押されているひとは腕が下がらないように、元の位置にとどまるように踏ん張る。
たとえば、水とコカ・コーラを口に含みながら、横に平行に伸ばした腕を下に押されないように、耐える実験をした。
【水の場合】
水を口に含んでみる。押される腕に入る力は普通に感じた。
【コカ・コーラの場合】
ノーマルのコカ・コーラ。これを口に含むと水よりも、上から押される力に耐えることができた。
実験の結果、わかったのは水を含むかコーラを含むかで、力の感覚が変わるということ。
コーラにはカフェインが入っているので、ひとを興奮させる作用がある。
だから、力の感覚が変わるという仕組みらしい。
関係ない話だが、いつも飲んでいるコカ・コーラは薬剤師が発明したらしい。
最初は頭痛薬を作る目的で、作られたのだ。
もしかしたらこれに一番、驚いたかもしれない。
自分で調べることが大事
自分の身体の動きのクセや、メンタル的なクセ、感覚的なクセは自分で、気づくことは難しい。
ぼくも、左足に体重をかけるクセがあって、左腰が歪んでいる。
左腰の歪みは、整体師さんに施術してもらったら、筋肉がほぐれて腰の歪みが消えて、姿勢が良くなった。
しかし、これは一時的であってすぐに戻ってしまう。
だからといって、毎回整体院に定期的にいっても同じことの繰り返し。
本当に必要なのは、自分で調べること。
たとえば、整体師さんに身体の仕組みを聞いてみたり、自分で筋肉について勉強してみること。
調べるといっても、仕組みだけじゃない。
本当に自分が通っている整体院の整体師が、正しい専門知識と技術を持っているのかを事前に調べて、自分で責任を持って選択することが大切だという。
「柔道整復師」と「あん摩」の国家資格を持っているからと言って、ほんとうに効果のある整体を施すひとは多くはないという。
国家資格を取るための専門学校では、国家資格を取得するための知識を詰め込むのが現状だからだ。
整体に通っても、筋肉をほぐすだけになってしまうケースもあるという。
そうすると、よくなった気がするだけで、原因は解決されない。
整体を受けるときだけでなく、お客さんとしてサービスを利用する際には「確かな腕」や「価値ある商品」か調べる努力が必要なのかもしれない。