何に基準を置く?
何を基準にして買い物をする?
今日は昼ご飯を現場近くの弁当屋さんで買った。
その弁当屋さんは地元では、常にお客さんが尽きない程に人気。
お店の外や前には商品メニューがギッチリ写真つきで、書かれていた。
550円の丼ぶり、日替わり定食、唐揚げ弁当など計50個位のレパートリーの数だ。
メニューが豊富過ぎてどれにしようか迷った結果、500円の日替わり定食を注文。
そして、食べてみると評判どおり、美味しい。
そんな美味しさに浸っていたところに、社長に言われた言葉が刺さった。
「弁当を選ぶときにまず値段を見てるはずだよ。自分が美味しいと弁当よりも、値段を判断基準にしている。」
言われてみると、確かに何か買うときにまずは値段を基準にしていた。
たとえばサイゼリヤで食べるときも、メニュー表を眺めてまず、目が行くのは値段だった。
「300円、300円のドリアはどこだ!!!」
ようするに、ぼくの買い物の基準は「値段」のようだ。
安いものの中から、選択しようとする傾向にある。
「安い」という網に引っかからないものは、意識には入ってこない。
反対に同僚や社長は、高くても自分が食べたいものを買う。
だから、一緒に弁当を買うときには700円や900円の弁当や大盛りで注文をしていた。
商売的には、浪費家の方がお客さんの心理がわかる。
お金をたくさん払うひとの気持ちがわかるからだ。
そして節約家にとっては、お金を使うひとの気持ちが理解しずらい。
なぜなら、自分はお金をあまり使わないから。
だから、商売も相手の立場を経験することが大切だ。
相手の気持ちを知るには、出来る限り相手の立場を経験すること。
これは、商売だけでなくコミュニケ―ションでも使える。
仮に忙しいひとに電話をするなら、要点を先に伝えないといけない。
自分がもし、忙しいときに「えーと、これはこうなので。。。」と遠回しに伝えられたらイラっとする。
相手の立場の辛さを知っていれば、先回りして心遣いができるのだ。
はみ出ているくらいが丁度いい
ぼくは値段のなか(自分の能力や持っているもの)から、せまく物事を選択することを知った。
できないと決めつけないで、何事も諦めない。
いまの能力で天井を勝手に決めないこと。
話とは関係ないけれど、今日は仕事で大きなクレームを出しそうになって、仕事が遅くなった。
落ち込んでいた帰りに社長と家族が経営している、弁当屋さんで唐揚げ弁当をいただいた。
この、写真のはみ出している元気のいい唐揚げように、少し飛び出しているくらいが丁度いい。