両面をみる
物事や人を見るときに、悪い面ばかりが気になってしまう。
たとえば今日、駅前の床屋さんで髪を切ったときのこと。
窓越しから見ると、床屋の店主とおばあちゃんはテレビを見ながら、お菓子をポリポリ食べている。
「この店はヤバい。髪型を無茶苦茶にされてまう・・・!」
第一印象から、そう思った。
しかし、実際にお店に入って接客を受けると、印象がガラッと変わったのだ。
丁寧な心遣いが第一印象とは、全く違う。
また、このお店で髪を切りに来たいと思うほどに。
この経験で言えるのは、物事を見るときに悪い部分が強調されてしまうということ。
何事にも良い面と悪い面があるのに、悪い面ばかり見てしまう。
悪い面ばかり見ていると、もったいないのだ。
なぜなら、「悪いもの」と決めつけてしまえば、自分から遠ざけてしまう。
今回お世話になった床屋を「態度の悪い店」と、お店に入る前に決めつけていたら、二度とその床屋には足を運ばないだろう。
だから、何事も悪い部分ばかりを意識してしまうと、チャンスを自ら逃してしまうのだ。