『ストレングス・ファインダー』
この本と出会ったきっかけ
この本は、大学4年生のころに友人から紹介してもらった。
就職先が決まっていなくて、先がどうなるか不安で仕方なかった時期。
自分は結局なにができるんだろうって、悩んでいた時期でもあった。
本を紹介してくれた友人は大学を中退して、すでに企業で働いていた。
自分が進むべき方向がわかっている友人の話は、当時のぼくにとっては重みがあったのだ。
西日暮里の民泊のアパートで缶ビールを片手に、将来のことを寝ずに話し合った。
そこで、友人が自分の長所を知るのに、良い本があると紹介してくれたのが『ストレングス・ファインダー』
本の最終ページにアクセスコードが付いていて、自分の強みをインターネットで診断することができるというのだ。
ストレングス・ファインダーとは?
ストレングス・ファインダーは才能を診断するツール。
このツールは企業で社員がどういう人物か知るときや、就活生が自己分析のために用いたりすることが多い。
そもそも、「才能」ってよく聞くけれど。
世の中には、才能に対する考えとして2つの考えがあるらしい。
自分の欠点を直すことが大事という考えと、長所に焦点を当てて伸ばしていこうとする
考え。
このストレングス・ファインダーでは、後者の考えをよしとしている。
短所ではなくて、長所を伸ばすことにエネルギーを使う方が、人は何倍もの成長を得られるのだ。
そのためには、まずはその自分の長所に気付かないといけない。
5つの強み
この才能診断をインターネットでやると、じぶんの5つの強みがわかる。
実際に診断してみると、下の写真のようなレポートを見ることができるのだ。
ぼくの5つあるうちの1つが、「包容」らしい。
たしかに。。。。
だれかに無視されることが自分自身ほんとうに嫌だし、ほかのひとが無視されるのも見たくない。
ほかの4つのレポートを見ていても「うんうん、そうなんだよね」と首を縦に振っていることが多かった。
これは、ただの自己分析ツールではないみたいだ。
友人の診断結果は「分析」
論理的に選択をして、最善の手段を選ぶと書いてあったが、まさにその通りだった。
この診断ツールは客観的に自分のことを知りたいときや、友達同士で診断してみると、新しい一面を発見できるかもしれない。