目の前の幸せ
ちいさな幸せ
今日の仕事が終わり、家に帰ってから「ふー」とため息を一息ついてLINEを開いてみた。
すると、一枚の写真が送られてきていた。
ベトナム人の友人からだった。大学3年生の頃、カンボジアに行ったときに出会ったのだ。
現在、その友人は留学で来日していて、大阪の語学学校に通っている。
そんな友人から、たまにほっこりするような連絡がくる。
送られてきた写真は、お爺さん夫婦との出会いが嬉しすぎて、絵に
して描いてみたものらしい。
「おばあちゃんの笑顔が素敵だったよ」と。
この絵を見て、なにを思うだろう?
ぼくは、絵をみて思わず、嬉しくなってしまった。心がほっこりしたのだ。
電車はいつもは他人同士がいる空間。友達や恋人と一緒に乗っていない限りは、会話なんて生まれない。
しかし、いつもとは違うような、電車のなかに流れる、温かい風景がパッと浮かんできた。
こういう経験って、小さいころは良く感じてたっけな。
いまじゃ、あまりそういう心が温まるような機会が減ってきている気がする。
仕事や人生を考えることも大事だけど、目の前の小さな幸せを感じ取って、生きていくことはそれ以上に、大切なことなのかも。
そして、他にも写真を送ってきた友人から、メッセージが送られてきた。
「ねえ、アイスはなんで冷たいの?」
。。。。この言葉を聞いて、なぜかコンビニに売っているビスケットサンドが食べたくなってきた。