職人、ときどき神保町

都内周辺のコミュニティ、おススメの本、日常などを紹介します。

カカシのおはなし

カカシのお話

 

今日は仕事のなかで感じたことを書いていく。

 

 

ぼくが働いている、勤務先の社長がよく言うことばがあるのだ。

 

 

「カカシにはなるな。」

 

 

働くひとには、ふたつのタイプが存在するという。

 

 

1つ目が自燃してモチベーションが高い人。

 

自分から進んで動いたり、もらう給料以上の期待に、応えようとする。

 

 

2つ目がお金と楽を求めて働くひとだ。

 

目の前の高い給料と、楽な仕事ばかり求めてしまう。

 

 

このお金と楽を求めて働くひとを、カカシと呼んでいる。

 

 

 

 

責任とお金 

 

 

お金をもらうためには責任がともなう。

 

たとえば、バイトはなぜ給料が安いのか。

 

それは、責任を持つ必要がないからだ。

 

けっきょくは、社員が責任を持つことになる。

 

リスクがない代わりに、給料が安い。時給にすると900円~1000円。

 

 

給料の良しあしは、説明がつくのだ。

 

 

 

大事なのは、自分がどういう働き方をしたいのか。

 

 

いま、職場でどんな立場にいるのだろう?

 

 

核となって、ひとを動かす立場にいるのかな。

 

それとも、指示をただ待って、動いているかもしれない。

 

 

ぼくは、どちらの働き方も間違ってはいないと思う。

 

 

ひとによっては、カカシみたいな働き方がいいこともある。

 

 

短い時間で働きたい、自分の都合で働きたいなど、働くひとには色んな目的があるから。

 

 

でも、仕事をみるときに、「給料が高いほうがいい」、「福利厚生が充実してるほうがいい」というような、見方が多いことが気になる。

 

 

自分はどういう働きかたをしたいのか。どんな立場にいるのか。

 

 

そして、雇っている側の視点も考えてみる。

 

 

 

「社長はどんな気持ちで、従業員を雇っているんだろう?」

 

 

 

 

たまには、客観的な場所から自分を見直すことが大切だと思う。