職人、ときどき神保町

都内周辺のコミュニティや人を紹介します。

歴史を考えるカフェ

amenitycafe.nashinoki-sha.com


    あめにてぃCAFE 梨の木舎

    

 

    

        あめにてぃカフェ・オーナー

     羽田ゆみ子さんとお話しました。   

 

 

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すべてのひとが心地よく生きれる社会へ

 

みなさんはアメニティという言葉を知っていますか? アメニティは「快適な」「心地よい」という意味です。しかし僕は最初聞いたとき真っ先にホテルや旅館にある歯ブラシや石鹸などの使い捨て備品を思い出しました。 

じつはこのお店の名前には「すべての人が心地よく生きてほしい」という意味が込められているのだそうです。羽田さんは大学時代に起きた水俣病などの環境汚染に対して、問題意識を持っていたといいます。そして当時、第一線で環境問題に取り組んでいた教授が書いている本を読んだときに「アメニティ」という言葉に出会いました。

あめにてぃカフェでは入口もトイレも車椅子が入れるようにバリアフリーになっています。このカフェを作った建築家が地球環境にやさしいものを作ることを考えている人だから作りもいろんな人に優しくなりましたといいます。また精神的な障害をもった方でも利用して欲しいです。全てのひとが平等で、いろんなひとたちが使ってくれると私は嬉しいと羽田さんは言います。

 

このお店を知ったキッカケ

 

このお店を知ったのは今年の4月。就活が本格化して自分の将来に悩んでいた時期でした。

モヤモヤした気持ちで、たまたまお店の前を通るとガラス越しから透けて見える不思議な空気感。このとき夕方でまわりは薄暗く、コンビニの光に導かれるように何気なくお店に入ったのがキッカケです。

なかに入ってみた第一印象は心地いい空間だなと一番に感じました。出されたコーヒーを飲みながら、ぼーっとしているとオーナーの羽田さんが優しい声で「このあとに勉強会するから参加してみない?」と僕に声を掛けてくれて急遽、勉強会に参加することになったのです。そして、ここからあめにてぃカフェの魅力を知ることになりました。

 

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あめにてぃカフェの魅力とは

 

このカフェは「梨の木舎」という出版社と併設。カウンターの奥には出版のため作業場があり、本を製作する過程でカフェを利用して打ち合わせができるので人との繋がりを感じる作りになっています。ほかにも友達の建築家や古書店の知り合いを巻き込み、出版社・カフェ・古書店が同居するスペースを作ったそうです。本棚に置いてある本もコーヒーを飲みながら自由に読むことができ、購入することもできます。

 

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教科書にはない学び


先ほどお店を知ったキッカケの話で少しだけ触れましたが、このカフェでは不定期に勉強会が行われています。

毎回テーマは違いますが、教科書にないことを学ぶことができます。

僕も何回か参加したことがあるのですが、特に印象に残っているのが第二次世界大戦の頃に小学校の教師をしていた90歳のおばあちゃんと横浜から来た高校生、大学生で話しあった勉強会です。このときのテーマは教育勅語です。

なかなか同じ年代の友達とはお互いの意見を交換する機会がないので

他の世代のひとの考えを聞けるのが新鮮でした。

中学や高校の社会科の授業で教師が生徒に日本の歴史を伝えるのには十分な時間が足りないです。この分を補うために、あめにてぃカフェのような地域のカフェやスペースを放課後に利用して高校生や大学生、高齢者が触れ合う時間を増やすことができないかなと僕は考えてしまいます。

この第2回目があるそうなので、ぜひ興味がある方は参加してみてください!

 

羽田さんから大学生へ

 

 

ぜひ歴史を学んでほしいです。とくに世界史の近現代史で変革の歴史を知ることが大切だと思います。過去の歴史を学ぶことは未来への道しるべだからです。歴史をまなび今を考えてください。歴史を勉強することはこれから先の将来のことを考えるにも不可欠になるはずだと思います。これは自分自身にも言えることです。

私が大学生の頃は、不平等な社会でみんなが何とか世の中かを変えようと動いている時代でした。学生というのは社会的矛盾にたいして、現実世界に身を置いていないから敏感に物事を感じることができます。私は学生が社会をよくするために考えることや行動ができる存在だと思っています。当時の私もこのように生きたいと思っていました。だから大学生の頃は社会に対してなにか疑問を持って生きてほしいです。

あとは歴史に興味を持つためにも他者に目を向けてみてください。人だけでなくて、ものや国など周辺にも目を向けてほしいです。どんどん自分以外のことに関心を持っていくことが大事です。気を付けてみると、コンビニで働いている人は外国人が多いですよね。ミャンマーや中国などのアジア系の人たちです。なんで外国人が多いのか自分で考えてみてください。

最後に生きることは違うものの存在を知るということだと私は思います。それは人であったり国であったり食べ物であったりします。なんでもよくて自分の周りに普段ないものからどんどん広がっていくと思います。最近は恋愛をしない若者が多いのが気になります。恋愛はした方がいいですよ。恋愛も一緒でほかのひとに目を向けることだと思います。

 

 

まとめ

 

あめにてぃカフェでは1人の時間を大切にすることも出来るし、繋がりあうこともできます。


僕自身、このカフェとの出会いが他の事に関心を持ち始めた出発点なので1番最初に載せました。


ぜひお店の前を通って興味をもったら一度思い切ってお店のなかへ一歩踏み出してみてください!