3か月間、頑張ってみること
初めての仕事を辞めたくなったときは
新卒1年目で、働き始めると「この仕事は自分に合わないんじゃないか?」と辞めてしまう。
大学を卒業してから、働き始めたひとで3年以内に仕事を辞めるひとは10
人に3人と言われる。
・ 大学 32.2%
・ 短大等 41.3%
・ 高校 40.8%
・ 中学 67.7%
「厚生労働省HPから引用」
ぼくが働いている会社は3人。
5人未満の会社では、10人に6人は3年以内で仕事を辞めている。
【新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率】 ( )内は前年比増減
[事業所規模]
■大学
■高校
1,000人以上
24.3%(+0.7P)
25.3%(+0.6P)
500~999人
29.8%(+0.6P)
32.9%(+1.4P)
100~499人
31.9%(±0.0P)
37.9%(±0.0P)
30~99人
38.8%(+0.2P)
47.1%(▲0.6P)
5~29人
50.2%(+0.3P)
56.4%(▲0.8P)
5人未満
59.1%(+0.1P)
64.0%(▲4.0P)
「厚生労働省HPから引用」
この数字を見ると、新卒が離職するひとが多いことが分かる。
そこで、問題となるのが「3年は同じ会社で働き続ける」か、「合わないと思ったら、我慢しないですぐ辞める」の闘いだ。
聞く人によっては、意見が分かれるところ。
だから、モヤモヤして過ごすひとが多いんじゃないだろうか。
僕もそのひとり。
「今の仕事は自分に合わないんじゃないか」と、職場から離れようとしていたのだ。
とりあえず3か月、頑張ってみる
僕は、辞めようと考えたときにこの動画を観て気付いたことがある。
新しい仕事を辞めたくなったら見るビデオ 4K - YouTube
これは、僕がお世話になっている、整体師の方から教えてもらった動画。
「仕事を変えても、同じ悩みが必ずやってくる。」
たとえば、嫌いな上司ともめて離職したひとは、また違う職場でも同じ悩みにぶつかることが多い。
それと同じように僕の場合は、努力をしないまま途中で辞めてしまうことが悩みだった。
仕事のために時間を使うことと、少しの努力から逃げてしまう。
スキーショップやホテル、カフェ、ファミレスのバイトをしていたときも同じ壁にぶつかっていたのだ。
そして、今回も同じ壁の前で逃げようとしている。
本気になってもいないのに、「自分にはこの仕事を合っていない」と離れていくのはおかしくないだろうか?
だから、3か月だけでも。
短期間で学びつくすつもりで、頑張ってみることが大事だ。
たとえば、車の免許合宿は2週間で学科と実地を詰め込む。通いだと3か月かかって免許を取得するところを短期間にギュッと絞るのだ。
これって、合宿免許にかかわらずギュッと短期間に絞ることって、ほかのことでも出来ると思うのだ。
「3年」働くところを「1年」で。
「1年」で働くところを「3か月」に。
その代わり、時間と環境、腹を決めることが必要になる。
どうせ、辞めてやろうと考えているのなら、開き直って3か月で学びつくす気で、頑張ってるのはどうだろうか。
一緒に頑張っていこう!
ひとはなぜ家に住むのか?
建築業界で働いていて、ふと疑問に思うことがある。
それは、そもそも人はなぜ家に住むのか?
住む場所には、一戸建て、集合住宅(アパート、マンション、団地)など種類がある。
生まれてから、当たり前のように家に住み、成人したら当然のように新しい住居に住む。
僕はひとが家に住む理由を「本能」だと、考えてみた。
よく衣・食・住と言われる。
寒いから、服を着る。エネルギーを得るために食べる。寒さや危険から身を守るために、家に住む。
どれもが、「生きる上で欠かせない」ことだ。
歴史を旧石器時代にさかのぼってみる。
これは竪穴式住居の写真。
ここに、四人家族で住んでいることをイメージすると、現代を生きるじぶんたちにとっては、とても窮屈に感じる事だろう。
しかし、この時代を生きてきた家族は、竪穴式住居に住んでいたのだ。
今度は、現代の戸建ての住宅の写真。
竪穴式住居と比べて、大きくなっただけでなく、門扉や駐車場、外壁、植栽も付け加わっている。
この写真を比べて分かるのは、どうやら人が家を建てる理由は「生きるための本能」だけではないということだ。
人間は車や庭、1人ひとりの部屋など快適な空間を求めてきた。
だから、ひとが家を建てることは危険から身を守るためだけではなく、
快適な空間を得るという物欲を満たし、社会的地位を象徴することでもある。
社会のおやじ
今日、社長に「この仕事を辞めたい」と伝えた。
「思ったことは、言いたいときに。おれって、そんな怒るようなやつに見えるか?」
この言葉を聞いた途端、じぶんのなかで葛藤していたことが、スルスルと口から出て行ってしまったのだ。
結局、これからどうするかまでは具体的に決まらなかったけど、自分の本心を伝えることができた。
自分を傷つけたくない
そんな思いが根っこにあったから、行動せず、自分の意思も伝えずいた。
社長と同僚の3人で働いている会社だ。
一緒にいれば、仕事で求められることも増える。
そんなことは、最初から分かっていたはずなのに、ずっと誤魔化してきた。
俺はこれまで、「出来るひと」、「常識を守っているひと」であることを作ることで誰からも否定されないように生きてきた。
ようするに、優等生ぶったり、いい子ぶったりすること。
そうすることで、責められることはないから楽なのだ。
この振る舞いは失敗しない代わりに、確実に何か大事なことを代償にしている。
心からの笑顔や信頼。
そして、自分の人生を生きること。
だれかの人生や他人の要求に、生きてしまう。
それは、両親、知り合い、先生、会社、もしかしたら国かもしれない。
「本当は馬鹿したいのに、誰かに見られたら嫌われるかな。」
「したいこと」よりも、「正しいか、正しくないか」で考えてしまうことが多い。
だから、知らぬ間にだれかの都合に合わせて生きていることが多いってことに、気付くべきなんだ。
自分の心の声は、いったいなんて言っているだろう?
社会のおやじ
社長は俺から、「辞めたい」と伝えてくることをずっと、待ち続けていた。
いつも、親父のように接してくれる社長が大好きだ。
レタスチャーハンの作り方、家族を大事にすること、ひととのコミュニケ―ションの仕方、仕事の考え方。
全部、ぜんぶが俺の心にスッと入っては、尊敬の念に代わっていった。
生きる上で大切なことは、社長から学んだ。
仕事で関わっても、しごとじゃなくても。
一生関わっていきたい、そんなひと。
「幸せってなんだろう?」
そんな弱い部分も、語ってくれる。
今日の話の最後に、「大変だけど、起伏がある人生と何も起こらないけど、平和な人生どちらがいいんだろうね?」と聞かれた。
そのときには、答えられなかったけど。
俺は、両方をつかみ取りたい。
大切なひとと時間を過ごすことを大事にして、自分の人生を漕ぎ出していく。
そんな人生を歩んでいきたい。
土ってなんだろう?
土ってなんだろう
土って聞くと地味なイメージが強い。
アスファルトで舗装された道を歩いているから、分からないけれど、ぼくたちは土の上を歩いている。
そして、生き物が生きていくのに、土は無くてはならない存在。
いったい、土は何から出来ているのだろう。
土を構成するもの
土は元をたどると、岩と植物によって出来ている。
岩が雨や風で削れていくと、細かい砂となる。
砂場にある、砂がそうだ。
加えて、もうひとつ加わると土になる。
それが主に植物。
森で持ち帰った100グラムの土を燃やす実験をしてみると、燃やしたあと土の重さは70グラムになる。
ようするに、30グラムは植物や動物の死骸、フンなどが含まれていたのだ。
土は微生物の王国?
土がサラサラしているのはじつは、ミミズのおかげ。
ミミズは夜になると、地上に「ヨイショ!」と顔を出して落ち葉や枯れ葉を食べるのだ。
食べたあとは、フンを出してバクテリアが食べていく。
ミミズの体内にはバクテリアがすんでいるのだ。
だから、土を顕微鏡でのぞいてみると、微生物が沢山。
ぼくたちが何となく、「土」を見てもなにも思わないけれど、顕微鏡でみると土は「微生物の王国」でもあったのだ。
当たり前のようにみえる「土」も、違った視点でみると、面白い。
昔からあった、植物や生き物、岩が積み重なったものの上にぼくらは、生活しているのだ。
何に基準を置く?
何を基準にして買い物をする?
今日は昼ご飯を現場近くの弁当屋さんで買った。
その弁当屋さんは地元では、常にお客さんが尽きない程に人気。
お店の外や前には商品メニューがギッチリ写真つきで、書かれていた。
550円の丼ぶり、日替わり定食、唐揚げ弁当など計50個位のレパートリーの数だ。
メニューが豊富過ぎてどれにしようか迷った結果、500円の日替わり定食を注文。
そして、食べてみると評判どおり、美味しい。
そんな美味しさに浸っていたところに、社長に言われた言葉が刺さった。
「弁当を選ぶときにまず値段を見てるはずだよ。自分が美味しいと弁当よりも、値段を判断基準にしている。」
言われてみると、確かに何か買うときにまずは値段を基準にしていた。
たとえばサイゼリヤで食べるときも、メニュー表を眺めてまず、目が行くのは値段だった。
「300円、300円のドリアはどこだ!!!」
ようするに、ぼくの買い物の基準は「値段」のようだ。
安いものの中から、選択しようとする傾向にある。
「安い」という網に引っかからないものは、意識には入ってこない。
反対に同僚や社長は、高くても自分が食べたいものを買う。
だから、一緒に弁当を買うときには700円や900円の弁当や大盛りで注文をしていた。
商売的には、浪費家の方がお客さんの心理がわかる。
お金をたくさん払うひとの気持ちがわかるからだ。
そして節約家にとっては、お金を使うひとの気持ちが理解しずらい。
なぜなら、自分はお金をあまり使わないから。
だから、商売も相手の立場を経験することが大切だ。
相手の気持ちを知るには、出来る限り相手の立場を経験すること。
これは、商売だけでなくコミュニケ―ションでも使える。
仮に忙しいひとに電話をするなら、要点を先に伝えないといけない。
自分がもし、忙しいときに「えーと、これはこうなので。。。」と遠回しに伝えられたらイラっとする。
相手の立場の辛さを知っていれば、先回りして心遣いができるのだ。
はみ出ているくらいが丁度いい
ぼくは値段のなか(自分の能力や持っているもの)から、せまく物事を選択することを知った。
できないと決めつけないで、何事も諦めない。
いまの能力で天井を勝手に決めないこと。
話とは関係ないけれど、今日は仕事で大きなクレームを出しそうになって、仕事が遅くなった。
落ち込んでいた帰りに社長と家族が経営している、弁当屋さんで唐揚げ弁当をいただいた。
この、写真のはみ出している元気のいい唐揚げように、少し飛び出しているくらいが丁度いい。
待つだけじゃない②
一週間前にあったはずのクモと巣は無くなっていた。
自分がいた場所に飽きて、移動したのだろうか。それとも、獲物が引っかかりすぎて重さに耐えられなかったのかもしれない。
獲物が沢山取れる、外灯の下にずっといればずっと安心なのに。
理由はともあれ、クモはどこかへ行ってしまった。
この光景が教えてくれるのは「変化」だ。
ずっと同じことが永遠に続くことはない。
時が経つにつれて、物事もひとも世の中も変化していく。
幸福も、不幸もずっと続かないで、心電図みたいにあがったりさがったり。
いまが心地いい場所で、当たり障りのない人たちに囲まれていても必ず変化していく。
ときにはずっと、このままでいたいという気持ちを抑えて、自分から環境を変えてみたり、習慣をかえていくことが大事なんだ。
環境が変わることを恐れてはいけない。勇気をだせ!
飲まれる前にのみこむ!
仕事でも勉強でも必ずノルマが存在する。
仕事なら、一日のうちに電話を何本かける。
学校なら宿題が出されるだろう。
正直、めんどうくさい。
しかしどんな、気分が乗らなくても、面倒くさくても結局やらなくてはいけない場面がある。
だったら、飲まれる前に自分から、飲み込むことが大事だ。
たとえば、喧嘩していたとしよう。
相手は地元でも有名なヤンキー。
ボクシングやってそうで、髪型はリーゼント。
誰がみても、負けてしまう状況に自分がいる。
そんなときは殺られる前に、先制パンチをお見舞いしてみる。
「殺られる前に、殺ってしまえ!」
きっとやり返されて、ボッコボコにされる可能性は高い。
けど、どちらにしろやらなきゃいけない状況だったなら。
自分からノルマを飲み込みに行ったほうが、モチベ―ジョンは高くなる。
昔やった夏休みの宿題ってやらなきゃいけないことだ。
休みがが終わる直前にやっても、クオリティの低い読書感想文が完成する。
そのとき、どうしようもないストレスを感じる。
仕事も一緒で、終わらせなきゃいけないことならば、先制パンチを食らわせてやろう。
のび太の姿を見ると、自分の意志ではどうしようもない事に対して、自分から立ち向かっていく姿勢がカッコいい。
自分からノルマ(動かない敵)に立ち向かってみることは、周りの人の心をも動かす。
だから、「自分から行なう」という主体性と周りからの応援によって、働くことへのモチベ―ションがあがるのだ。